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Marilyn Manson/Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death) (2000)


Marilyn Manson/Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death)


Marilyn Mansonの4th album。Antichrist Superstar(1996), Mechanical Animals(1998)に続く三部作のラストと飾る作品である。Marilyn Mansonといえば、宗教的批判を呼んだり、音楽以外でも様々なシーンでの活躍が見られ、社会に非常に大きな影響力を与えるアーティストの一人であると言える。

その三部作の中では、仮にAntichrist Superstarがコア、Mechanical Animalsがポップであるとするならば、このHoly Woodはその間をいく音楽性をとった作品と言えるのではないだろうか。4.Disposable Teensや3.The Fight Songなどの名曲も残したが、セールスの面では残念ながら振るわなかったようであるが、内容は決して悪いというわけではなく、個人的にはMMの作品としては一番のお気に入りである。前作が打ち込みを駆使して、メロディーもポップロックといえるものであったのに対して、今作はまた作風をがらりと変え、パンチの効いたバンドサウンドを楽しむことができる。

Marilyn Mansonの多岐に渡る活動の一つとして、Linkin Park/Reanimation(2002)の"Buy Myself"はManson Remixである。また、Marilyn Mansonのレーベル、Posthumanから出た、Godhead/2000 Years of Human Error(2001)の6.Break You Downにフィーチャーされている。


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SLAYER/DIABOLUS IN MUSICA (1998)

SLAYER/DIABOLUS IN MUSICA


スラッシュメタルの四天王の一角、SLAYERの7枚目。タイトルはラテン語であり、"The Devil in Music" in Englishらしい。まず断っておきたいのが、これまでのThrash metalとしてのSLAYERとは明らかに異なるアルバムなので、ここではこれまでの作品とは全く別物という観点でみていきたいと思う。

時は1998年である。世間ではちょうどNu Metalと呼ばれる新興勢が猛威を振るっていた頃であったか。SLAYERもその効果を取り入れてみた作品であると言える。個人的には大好きであるが、もちろん賛否両論を呼んだことは間違いなかろう。むしろ逆に、大御所SLAYERがNu Metalをやるとなると、それはそこらのニューカマーとは格が違うのはもちろんで、実際、出来からしても説得力が違い、メタルとはこういうものだと云わんとでもしているかのようである。
それが示すように、この頃ちょうどTom Arayaは、SOULFLY/Primitive(2000)の8.Terroristにゲスト参加している。

今作では極端にスローな曲展開になっている感があるが、次作以降ではまたSLAYERならではの高速度にある程度は戻っていると思う。しかし、今作で見せた方向性はやはり完全には消えていないようである。だが、その存在感はやはり強大なものであり、さすがの一言である。


PV作っていないのか!

MUDVAYNE/L.D.50 (2000)

MUDVAYNE/L.D.50


MUDVAYNEのデビューアルバム。またまたとんでもないのが出てきました。まずは、2.DigのPVを見て頂きたい。4人のメンバー全員が奇怪なメイクを施し鬼と化しているのである。それは一見、かのSlipknotを連想するものでもあるが、現にこのL.D.50には、SlipknotからShawn Crahanがexecutive producerとして関わっている。

そして音の方も強烈である。ヘヴィなのはもちろんだが、Progressive Metalと称されるのか、非常に変化に富んでいる。動と静を使い分けているともいえると思うが、それがとてもかっこいいのだ。フロントマンのChad Grayのスクリームと美声の使い分けがそれに合わさり相乗効果を生み出す。
それだけではない。MUDVAYNEの特徴として、Ryan Martinieの印象的なベースラインも忘れてはならない。ベースといえば個人的にはKornのFieldyの"打楽器ベース"が記憶にあるが、Ryanのプレイはそれとはまた違い、MUDVAYNEにとってやはり欠かせない要素となっている。
また、変態奇人の風貌ながら、Chadが歌うリリックはとても知的なものとなっており、ただのそこらのヘヴィメタルバンドとは一線を画すのは明らかである。確か、影響を受けたアーティストとして、画家なども挙げていたと思う。このアルバムでは、アルバムタイトルの通り、化学に関する用語が多数出現する曲(14.Pharmaecopia)もある。いや、薬か。

これだけでも、MUDVAYNEはただものではないことがわかって頂けると思う。これからのヘヴィメタル界の最重要バンドの一つであることは間違いない。


chimaira/PASS OUT OF EXISTENCE (2001)

chimaira/PASS OUT OF EXISTENCE


ROADRUNNER RECORDSより、chimairaのdebut studio album。ジャケットからして、マシンを駆使した打ち込み色が強いメタルかと思いきや、それほど"作られた"音だという感じはせず、ライブ感たっぷりのリフを聞くことが出来る。6人編成でサンプリングのメンバーもいることから、ターンテーブルっぽい音もちらほら耳にする。

デビュー版ということで結構暴れてくれているが、比較的くっきりとした音を出していてわかりやすいという印象である。個人的には、11.Sphereが耳から離れない。イントロから徐々に忍び寄ってくるようなリフにやられた。

chimairaは、Nu metalと呼ばれているバンドの中ではハードコアからの影響が強いように思う。もちろんハードコアファンにも納得の一枚であろう。またROADRUNNERがやってくれた!


Machine Head/The More Things Change... (1997)


Machine Head/The More Things Change...


Machine Headの2nd。ダーク、スロー、ヘヴィーの三拍子揃った非常にMachine Headらしい作品。当時の新しいヘヴィーメタルの一種であろう。後のThe Burning Red(1999), Supercharger(2001)で見せたポップな部分は賛否両論あるだろうけど、The More Things Change...はそんなこと抜きの正真正銘のMachine Headである。その後の2枚を聞いてからもう一度The More Things Change...を聞くと、さらにかっこよく思える。Through the Ashes of Empires(2004), The Blackening(2007)ではまた原点回帰しているようで、非常に高い評価を受けているのも事実である。

Machine Headの特徴は、なんといってもあの迫りくるリフの嵐である。それは重く激しく、そして虜になってしまったらもう抜け出すことはできない。ただ、彼らの音楽はどちらかというとポップで大衆受けするものではないから、その虜になるにはある程度の時間がかかるかもしれないし、何かをきっかけにしてそれは急に訪れるかもしれない。ただし、一度はまったらそれは自身の音楽の嗜好を変えるとまで言えるかもしれない。それほど、彼らの音楽は独特のものであり、また時に聴くものに対する影響力は計り知れないのだ。

夢の競演、Roadrunner United/The All-Star Sessions(2005)の01.The Daggerでは、Robert Flynnの声をHoward Jones(KILLSWITCH ENGAGE)とツインボーカルという形で聞くことが出来る。こちらもファンにはたまらないだろう。
現在、メタル界の代表バンドの一つであることは間違いないMachine Head。これからも期待したい。


SYSTEM OF A DOWN/TOXICITY (2001)

SYSTEM OF A DOWN/TOXICITY


SOADの2nd。前作デビューアルバムのSystem of a Down(1998)よりもポップになった気がする。メロディーがはっきりしてより大衆的に受け入れられるようになった。その結果、バンドとして最も良いセールスを残すことができ、世界で650万枚オーヴァーである。ヘヴィーロック界最後の砦なんて文句もどこかで聞かれたりした。

21世紀に突入し、活気づいていたヘヴィー、ラウド系の世界もかつてのような勢いはなく、そんな中でこのSOADの登場であった。それはまるで救世主かもしくはラスボスのようであった。今までになかったタイプの音を出す彼らはとても新しかった。彼らの音楽はロックやメタルという大きなジャンルで定義づけすることはできても、非常に様々な他のジャンルからの影響を受けたものであり、細かく定義するのはある意味不可能である。いやむしろ、そんな必要はないかもしれない。SOADはSOAD以外のなにものでもないのだから。

"メンバー全員がロサンゼルスのアルメニア・コミュニティ出身であり、社会的・政治的メッセージの強い歌を歌うことで有名"(Wikipedia)であり、彼らの作品を通して感じる、何か中東の雰囲気も関係があるのかもしれない。実際、メンバーはその辺りの音楽も影響を受けたものの一つとして挙げている。

2006年から無期限活動休止中のようで、メンバーそれぞれがソロプロジェクトとして活動しているようだ。その中でも、Serj Tankianのソロ作品はオススメである。SOAD好きには満足の内容であろう。


CREED/My Own Prison (1997)

CREED/My Own Prison


CREEDのdebut album。日本ではそんなに知名度がない(独断)彼らだが、海を越えての活躍はとてつもなく凄い!このMy Own Prisonだけで600万枚オーヴァー、そして、この後出した2枚を加えて、本国アメリカだけでも売り上げは計2200万枚以上に上るらしい。まさに、時代を代表する化け物である。はっきり言って想像がつかない。

アルバムを聞いてみると、確かにエッジの効いたロックでかっこいい。Post-grungeというのか。そんなに派手というわけでもなく、何かカントリーチックな雰囲気も感じる。オーソドックスなハードロックといった感じか。まさにアメリカン。だから、別に彼らを否定するわけなんて毛頭ないけど、余計になぜここまでビッグになったのか、その要因がわからない。でも逆に言うと、それでスターダムにのし上がったわけだから、それは彼らの実力以外の何ものでもない。そうじゃないとこんな数字は出せない。今の時代ではよくわからないことでも、当時はまた状況が違ったということかもしれない。

ちなみに、Human Clay(1999), Weathered(2001)と2年おきに計3枚のオリジナルと、Greatest Hits(2004)を最後にCREEDの幕は閉じてしまったが、個人的には、ごちゃごちゃ言っておいてだが、My Own Prisonが一番のお気に入りである。デビューアルバムにおける完成度の高さも光る。やはりデビューアルバムというものは何か特別なものである。後にはもはや作り出せない何かがあるのだ。

CREEDの復活はかなり難しいものみたいだけど、Scott Stappが抜けてから、Myles Kennedyという新ボーカルを迎えてAlter Bridgeとして残りのメンバーは活躍している。音はCREEDと違い、メタルっぽくなっているが、こちらも要チェック。


STAIND/BREAK THE CYCLE (2001)

STAIND/BREAK THE CYCLE


Staind's third studio album。前作Dysfunction(1999)の前のdebut albumは、Tormented(1996)というそうで、セルフで出されたらしい。Staindといえば、今やメインストリームに君臨するモンスターバンドの一つである。Fred Durst(Limp Bizkit)に見出されて、当時彼がプロデューサーの一人として製作に関わっていたことは有名で、実際"Outside"ライブバージョンではFredがフィーチャーされている。(一方、彼のオファーを蹴って成功を収めているTAPROOTも有名)

このBREAK THE CYCLE、前作に比べてかなりメロディックになっている印象である。落ち着きが出て成長したというのが率直的な感想。もちろん作品自体のクオリティも申し分ないのだが、時代の流れにものったというのか、それにしても売れに売れた。世界で700万枚オーヴァー。まさに化け物である。

その後いくつかの作品を発表しているが、アコースティック的なアプローチをしてみたりと作品ごとにその色は違うので、そういう意味では好き嫌いは分かれるかもしれないが、Dysfunctionを除いてはいずれも極端な変化はないと思う。歌ものヘヴィーロックの代名詞とでも言おうか。(どこかでそんな文句を見た気もするが)
ラップではなく歌ものでソフトにヘヴィーなのが好きな人にはおすすめです。


Ill Niño/Confession (2003)

Ill Nino/Confession


Ill Niñoの2nd。メタル+ラテンといったところか。そういう意味では、ミクスチャーと言って括ってしまうこともできるかもしれないが、Ill Niñoははっきり言ってメタルバンドである。メタルに、彼らのバックグラウンドであるラテンの要素が加味された、という表現方法が適切であろう。(メンバーの数人が南米出身らしい)

ここで、ブラジル出身バンドSOULFLYを想起するかもしれない。実際、SOULFLY/3(2002)の4.OneでCristian Machadoがフィーチャーされている。SOULFLYの場合は、Ill Niñoと仮に比較したとすると、ブラジルの民族音楽的要素が根本的にMaxにより導入・表現されるために、メタル+トライバルというよりは、トライバルメタルと言った方が適切であると思う。また、かつてIll Niñoの一員であったMarc Rizzoはその後、現在SOULFLYでばりばりにプレイしており、Maxの大のお気に入りである。(やっと求めていたギタリストに巡り会えたというようなことをMaxが述べていた)

さて、このConfession、随分グルーヴィーになったというような印象である。1st. Revolution Revolución(2001)では、デビューアルバムらしくまだ若いところがあり、これでもかと暴れまくっていたイメージがあったが、ここで良い意味で落ち着きが出たと言うことが出来ると思う。かと言って、単にポップになったいうことではなく、ヘヴィな部分はそのままに、メロディーがより強調されている。ここでNu metalというジャンルで括ることもできるかもしれないが、Ill Niñoは他のバンドとは明らかに違うラテンの要素がメタルに取り込まれていると言えるので、これはメタルである。はたまた、Alternative metalといったところか。

また、Ill Niñoで忘れてはならないのが、Cristian Machadoのvoxである。スクリームと美しい歌声の使い分けは、上記のSOULFLYの他にも、40 Below Summer/The Mourning After(2003)の7.F.E.やE.Town Concrete/The Renaissance(2003)の8.Battle Lines等で耳にすることが出来る。(これらはスクリームがほとんどか)
時々聞こえてくる彼のスペイン語も新鮮である。


Hoobastank/The Reason (2003)

Hoobastank/The Reason


Hoobastankの2nd。アメリカでダブルプラチナまでいったそうだ。それが証明するように、非常に出来がいいアルバムである。1.Same Directionからとても疾走感があり、続く2.Out of Controlではさらに高揚感を増長させ、まさにHoobastank節が炸裂である。1st. Hoobastank(2001)の1.Crawling in the Darkに続く名曲の誕生である。ちなみに、1.Same DirectionのPVではChester(LINKIN PARK)等のアーティストがフィーチャーされており見ものである。また、5.Just Oneは日本ではアサヒビール「スーパードライ」のCMソングとして耳にしたことがある方も多いのではないだろうか。松坂が出てたやつだ。

しかし、Hoobastankと言えば、8.The Reasonだと言う人も少なくはないのかもしれない。タイトルトラックであるその曲は上に挙げたようなバンドを象徴するような曲ではなく、一変メロウで、ライブでは皆で大合唱!というようなものである。シングルとしてもバンドで最も売れた曲である。全くあっぱれである。Hoobastankの懐の広さを感じさせる。

続く3rd. Every Man for Himself(2006)では、少し方向性が変わったのか、疾走感がある曲というのが極端に減り、8.The Reasonのような曲が増えた。個人的にはちょっとがっかりである。次回作に期待か。

デビュー当初はIncubusなどと比べられることも多かった彼らであるが、今となっては独自のサウンドをもはや確立したHoobastank。まさにそんな彼らの傑作の1枚である


Coal Chamber/Coal Chamber (1997)

Coal Chamber/Coal Chamber


Roadrunner RecordsからCoal Chamberのthe debut album。nu metalと言われるような当時を圧巻していたメロディーをベースに、その容姿を見てもらえればわかるように、ゴスの影響を受けたダークな音を出すバンドでとてもかっこいい。しかし、特にこのデビューアルバムを取り巻く環境としては、巷で頻繁に言われていたように、あの"Korn"のコピーバンドだと言われていた。アルバムを通して聞いてみれば、それは容易に判断できる。当時あまりにもKornの影響力が莫大なものであったことを考慮しても、それはKornのただのフォロワーだと言われても、いた仕方がないものであることを認めざるを得ない。

ただ、ただしもだ。このアルバムCoal Chamberはとてもかっこいい。メロウなテンポで攻めてくる曲があると思えば、一転アップテンポでボーカルDez Fafaraの変人奇人狂った言葉攻めで捲くし立ててくる"Coal Chamber節"が炸裂するのである。彼らはただのKornフォロワーで終わるバンドではないということを思わせてくれる。

実際、続く2nd. Chamber Music(1999)では、もはやフォロワーだとは言わせない"Coal Chamber節"を確立。結果的に3rd. Dark Days(2002)、加えて、コンピレーションとベストの発表をもって彼らの歴史に幕は閉じられてしまったのは非常に残念でならない。しかしその後も、Dez FafaraはDevilDriverのフロントマンとして活躍しており、そこでCoal Chamber時代とはまた一味違った、スクリーム主体のより激しくなったDezの姿を目にすることができる。要チェックである。


P.O.D./Payable on Death (2003)

P.O.D./Payable on Death


P.O.D.のfifth studio album。5枚目みたいだが、日本では、前作"Satellite" (2001)、前々作"The Fundamental Elements of Southtown" (1999)の前の2枚には馴染みがない人がほとんどだと思う。僕も全く知らない。もし知っていたとしても、あまり期待はしていないだろう。"The Fundamental Elements of Southtown"でP.O.D.は初めてその名を世間に知らしめたみたいだが、今作"Payable on Death"に比べると、その音は粗野であまり好きではない。そして当時、"ラップメタル"なるものが人気を博しており、彼らのその作品もそのど真ん中を突いたものであった。

そして、この"Payable on Death"は音はコンパクトに収められており、Sonny Sandovalのラップも以前に比べて極端に少なくなっているのが特徴である。その代わりに、メロディックなバンドサウンドにのって、パワーアップした歌唱力を披露している。また、彼のルーツであるレゲエチックなスタイルがその能力の根底にあり、他とは一味違ったフレイバーを付け加えているのが、聞いていてとても心地良い。4.Execute the Soundsなんて、韻を踏んでいてまさにP.O.D.スタイルである。

P.O.D.は今作に敢えてセルフタイトルをもってきた。それは、バンドとしての自信や出来の良さを表している一つの証拠であろう。まさに、そのタイトルにひけをとらない出来の良さであることは聞いてみればわかる!


SEVENDUST/Animosity (2001)

SEVENDUST/Animosity


SEVENDUSTの3rd。とてもシンプルな音ながら、その図太い爆音にやられました。かっこよすぎるじゃないか!その印象的なヘヴィーでメロディックなサウンドは、一度はまったらそれは蟻地獄の如く、抜け出すことは不可能。なんでも、彼らは超がつく程のライブバンドだそうで、そのノリにのれる曲の数々がそんな彼らから奏でられることに納得である。

そして、このAnimosityではその"爆音ソング"だけではなく、バラードソングもいくつか収められいるのである。5.Xmas Dayや10.Live Againがそれである。この出来がまた素晴らしい。メロディーも然ることながら、それはボーカルLajon Witherspoonの力強い歌声が大きな説得力を生み出している。その風貌から黒人系だとわかるLajonは、歌声だけでなくルックスでもそれは強そうで、これまた納得させられる。

暴れるだけではなく、バラードも歌えるという懐の広さを見せたSEVENDUST。今作で、名実ともにビッグバンドへの仲間入りである!


KILLSWITCH ENGAGE/The End of Heartache (2004)


KILLSWITCH ENGAGE /The End of Heartache


ラウド系の老舗Roadrunner Recordsより、メタル界の未来を背負って立つに違いないKILLSWITCH ENGAGE(以下、KsE)の3rd。この作品からフロントマンが、Howard Jonesに変わっている。個人的には、前任Jesse Leachよりも、KsEとしてはHowardの方が合っているのではないかと思う。端的に言えば、Howardの起用でより幅が広くなったように感じる。Jesseはどちらかと言えばハードコアorパンク系のジャンルに適したボーカリストではなかろうか。Howardの歌い方はより力強く、度量が大きい故にまさしくメタル向きである。まさにHowardは、KsEのあの攻撃的かつ叙情的なメロディーにのせて歌える、メロディーにひけをとらないボーカリストである。

しかし、なんと言ってもKsEの特徴はあの印象的なメロディーラインであろう。ラウドで激しいだけではなく、同時に美しいのである。まさに王道ヘヴィメタルである。完璧なまでのそのメロディーは幅広く受け入れられることであろう。洗練されたメロディーを作り出す彼らの可能性は計り知れない。Nu metalやMixture rockの絶頂期がもはや終わった感がある中で、メタルキッズにとどまらずその音楽が受け入れられるKsEこそが次の時代を引っ張っていくに違いない!


GODSMACK/AWAKE (2000)

GODSMACK/AWAKE


GODSMACKのsecond studio album。ヘヴィーです。今やスターダムにのし上がっただけのことはある。さすがです。1stに比べても音が分厚くなり、その太っといラインにカリスマSullyの雄叫びがのっかる。まさにドンピシャである。まるで巨大な鉄球が振り子にされ、それが正面からお構い無しに向かってくるとでも言おうか、そのストレートな爆音が奏でるダークなメロディーに、カリスマSullyが歌うのだから間違いない。その歌い方がJames Hetfield(Metallica)を想起させようが何だろうが、これはGODSMACK以外の何ものでもないのだ。もうあっぱれである。

この時代には、様々な新しいロックの形が目を出し始めた。数え切れない程のalternativeバンドなるものが出てきては消えるということの繰り返しであったが、やはり残るものは何か新しいものを持っているものであり、ただの人気バンドのコピーでは生き残ることはできない。他とは違う独自性が必要であった。GODSMACKがこれほどまでの成功を収めたのも、Sullyのカリスマ性やGODSMACKらしさがあったからこそであると思う。

3rd. Faceless(2003)ではより激しさを追求し、これまでで最高のセールスを記録し、その後アコースティックアルバムや、IV (2006)では一種のカントリーチックな雰囲気も感じた。バンドとして一時代を築いたといっても過言ではないGODSMACK。これからまたどんな作品を世に送り出してくれるのか。非常に楽しみである。


LIVE!

DISTURBED/THE SICKNESS (2000)

DISTURBED/THE SICKNESS



強烈なジャケットである。一見してみて、このジャケットからしてもとんでもない音を出してくるのではないかと想像できる。そう期待させる当アルバムは、DISTURBEDの1st。さて、いざ聞いてみると、中にはまさしく化け物が潜んでいた!まさに、このジャケットの人物(生物)が叫んでいるかのような、悪魔の出現である。その正体とは、DISTURBEDのフロントマン、David Draimanである。

なんでも、DISTURBEDの前身バンドBrawlからボーカルが抜け、残りのメンバーで新ボーカリストを探し当てた結果、David Draimanと出会い、DISTURBEDが誕生したそうだ。それにしてもこのDavid Draiman、強烈である。スキンヘッドのその厳つい風貌から吐き出される歌唱力には圧倒される。怒涛の高音シャウトで捲くり立て煽り倒したかと思えば、メロウな歌声で静寂を作り出す。変幻自在である。もはや人類を超越した生物体といえよう。まさにジャケットのそれである。昨今のメタル界で、彼は最強の称号を手にする何人かのボーカリストのうちの一人であると言って間違いないであろう。その証拠に、"かのオジー・オズボーンから「メタルの未来」と賞賛を受けた"(Wikipedia)そうである。

アルバムを通して、やはりDavidの歌唱力がクローズアップされがちであるが、メロディーの方もNu metalと括られるような、旬なものでのりにのれるナンバーの連続である。ただ、当のメンバーの方は、むしろHard rockだということを言っており、実際2nd以降、よりHard rock寄りなアプローチになっている。しかし、DISTURBEDにはそんな無意味なジャンル分けなんぞ不要である。このTHE SICKNESSを聞けば、もう誰しもがDOWNすることは間違いない!


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Author:seiyu
2009/04~ 東京で食品商社の営業をしております。

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